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執筆者の写真anemone

【フル記事】シリウスの「ツインレイ神殿」で魂を統合したプレアデス女性とオリオン男性の星間(インターステラ)ラブロマンス(アネモネ2021年5月号)

〜銀河の歴史からひも解く地球人のパートナーシップのひな型〜


パートナーシップを通して完全性、全体性へと大きく近づき、魂を進化させていくのは、地球人に限ったことではありません。ほかの星々に住む宇宙人たちも同じ。むしろ、地球に来る前に経験してきたパートナーシップの学びの続きをこの地球で展開している、といってもよいかもしれません。


特集の最初は、プレアデス星団のエレクトラという惑星に住む女性たちとオリオン座のミンタカ星に住む戦士たちがシリウスの「ツインレイ神殿」で魂を統合し、新たに生み出した愛のエネルギーで長く続いたオリオン大戦を終結させた、ロマンティックな銀河の歴史をご紹介しましょう。

地球でのパートナーシップのひな型になっている星をまたいだ壮大なラブロマンスをお話しくださるのは、リラやアンドロメダの記憶を持ち、プレアデス人たちからその事実を教わったというエヴァ・マルケスさんです。宇宙に燦然と輝く美しい白亜のツインレイ神殿に想いを馳せながら、あなたの物語を思い出してください。


取材・編集◎中田真理亜 通訳◎島田真喜子 文◎澤田美希 構成◎編集部 イラスト◎ツグヲ・ホン多 協力◎VOICE

 

目 次



 

スピリチュアル・コンサルタント、ヒーラー

エヴァ・マルケスさん

Profile

えゔぁ・まるけす◎アメリカ・サウスカロライナ在住。リラ、アンドロメダ、プレアデスなどの記憶を持ち、地球を開くために訪れたスターシード。ほかのスターシードたちの記憶や能力を目醒めさせ、地球でのミッションを遂行するサポートのため、DNA のアクティベーションや愛を取り戻すソウルヒーリングなどを行っている。作家としても活動。著書『スターシード ガイド:アンドロメダ、プレアデスそしてシリウス』(Amazon Kindle )ほか。

 



ワンネスから分離した魂が有する2つのエネルギー


ーーエヴァさんは、オリオン座にある惑星ミンタカについてまとめたご著書がありますが(英語版)、ミンタカでの記憶をお持ちなのでしょうか。


エヴァさん(以下、敬称略) 私がミンタカについて思い出したのは、プレアデスとミンタカに強いつながりがあるからです。私たちはもともと、「ワンネス」と呼ばれるひとつの光の魂でした。その集合体から一つひとつ分かれて、個の魂として宇宙に降りていきました。


 そうして私たちは、宇宙のいろいろな星を経由して、地球に辿り着いたわけですが、私が最も強い記憶のある星はプレアデスです。それは、地球に来る前の直近の星だからでしょう。

 プレアデスに意識的にアクセスするようになると、プレアデス存在たちが、ほかの星の情報を教えてくれたり、記憶を甦らせてくれたりし、ミンタカのことも伝えてくれたのです。

ミンタカは、両生類をひな型に進化したヒューマノイドが住む、7次元を保っている惑星です。



ーープレアデスとミンタカは、どういう関わりを持っていたのですか。


エヴァ この宇宙には2つの主要なエネルギーがあります。ひとつはマインドのエネルギー。もうひとつがソウル(魂)。マインドと魂がつながることで、共同創造ができます。

 ミンタカは、マインドエネルギーを強く持っている星です。一方のプレアデスは、魂エネルギーが強い星団。それぞれの特徴的な能力(P23囲み)をおたがいにシェアするうちに、ミンタカ星とプレアデスのエレクトラという惑星は、ロマンティックな関係を築くようになります。それは地球が誕生する前の銀河戦争の頃の話です。


 オリオンに転生することを選んだ魂は、マインドエネルギーの一部を有しています。かたや、プレアデスの魂は、魂エネルギーの一部を持つことを選んでいますが、言い換えると魂の一部を「光」、マインドの一部を「闇」と呼ぶこともできるでしょう。

 人間であろうと宇宙人であろうと、光と闇の両方を持っていないと生きていけません。どちらかのエネルギーが優位な状態で、分離を体験しています。ミンタカとプレアデスは、おたがいに違う性質を持っているからこそ、分離から統合へと昇華することができたのです。



宇宙に新たなエネルギーを生んだインターステラ・ツインレイ


ーー2つの惑星人は、どのように分離から統合へ昇華したのでしょう?


エヴァ ある美しいプレアデスの女性と、ハンサムなミンタカの戦士の物語をお話ししましょう。この二人は友人として出逢いましたが、女性は戦士からマインドを、戦士は女性から魂を学ぶことで、二人が統合するとすべての問題が解決できると、気づきます。


 そして二人は恋愛関係へと発展し、おたがいに学び合って共同創造するようになりました。この二人の関係こそ、ツインレイ(英語ではツインフレーム)です。

 当時は、オリオン大戦の真っただ中でした。プレアデス星人のDNAの光のコードには、マインドが行き過ぎると戦争という事態に発展するという情報が入っていて、そこには、「この戦争は正しくない」という批判(ジャッジメント)も生まれていました。


 そのため、ミンタカ星人との交流を通し、マインドを批判せずにマインドについて学ぶことにしたのです。ミンタカ星人のようにマインドエネルギーが強い存在には、コントロールしようという性質があります。ですから、コントロールできない愛の性質を持つ魂のエネルギーを怖れます。そこでミンタカ星人はプレアデス星人から、魂のエネルギーはマインドで抑圧することもコントロールする必要もないと学んだのです。


このように、おたがいに学び合ったツインレイは、まったく同等の能力を持つ美しいパートナーシップを築きました。ツインレイのエネルギーを持つようになったミンタカ星人とプレアデス星人は、いまいる宇宙からアセンションしたいと思うようになります。そのため、銀河戦争を終結へ導くことを決意しました。

 オリオン星団の中でも進化していたミンタカは、戦争に関与したくなかったのですが、銀河戦争を終結へと導くため、意識的に戦争に参加することにしました。そのミンタカと、プレアデスは同盟星となり、戦士たちが死なずに無事に帰還できるよう、愛のエネルギーを送り続けたのです。

 

このとき、おたがいがバラバラに離れるのではなく、「一緒にいるべきツインレイを引き寄せる」というエネルギーが生まれます。戦争に勝つためには、敵を抑圧する方法のほかに、高次エネルギーを操作して終結へと導く方法があります。ミンタカの戦士とプレアデスの女性は、統合することでまったく新

しいエネルギーを共同創造し、その結果、長く続いたオリオン対戦を終結させることに成功したのです。この新たなエネルギーの出現により、光と闇が無条件の愛のエネルギーによって惹かれ合うようになっていきました。

 

ミンタカとプレアデスの特徴


ミンタカ

ミンタカ星は、オリオン星座の三ツ星のいちばん右の星。地球に似た星で緑が生い茂っています。プレアデス星人いわく、ミンタカの一部は日本によく似ているとのこと。ミンタカ星人の多くは、好んで日本やアジアに転生するようです。

ヒーリングエネルギーを放出する独特なクリスタルグリッドがあり、ミンタカ星人はそのエネルギーを得ています。また、温泉のような水があり、ヒーリングウォーターとして活用しています。ミンタカ星人は非常に優れたヒーラーです。ボディはヒューマノイド型ですが、カエルのような能力を持つ両生類であったため、水の中にいながらマインドの能力を発達させました。テレパシーや直感能力が高いのも特徴。マインドの力を使った錬金術も可能でしたが、マインド・魂・ボディのバランスが完璧に整っていたため、マインドを悪用することなく、7次元の高次元エネルギーを操っていました。


プレアデス

 プレアデス星団の中でも、エレクトラ星はミンタカと似た環境です。美しい自然が豊かにあり、人々は高いヒーリング能力を持っています。ソウルヒーラーであり、とても愛情深い存在です。

 ヒーリングウォーターについて学ぶため、ミンタカに招待されたことも。逆にプレアデス星人は、自分たちが使っている薬の効果的な使い方をミンタカ星人に伝授しています。

 プレアデスからミンタカへ転生する魂も多くいます。通常はワンネスから分離した魂は転生のたびに下降するのですが、ミンタカへ転生するには上昇する必要がありました。

 

ーー感動的な銀河のロマンですね!この二人とは逆のパターン、つまりプレアデスの男性とミンタカの女性というツインレイも存在しますか?


エヴァ します。プレアデスは魂のエネルギー、つまり女性性が優位な星で、ミンタカはマインドの強い男性性が優位な星ではありますが、プレアデスもミンタカも、男女の両方の性が存在しています。


ーーその場合、男女比は地球と同じように50:50なのでしょうか。


エヴァ はい、と言いたいですが、正直わかりません。けれど、エネルギーはマインドと魂の2つしかないことを思うと、どの星でも50 :50の比率であれば理屈が通りますよね。


ーー星をまたいだパートナーシップは、将来的に私たち地球人類にも可能になると思われますか。


エヴァ それは考えたこともありませんでした(笑)。銀河戦争の後、ミンタカとプレアデスの共同創造により地球という星が創られたのだと思いますが、地球の内部にあるクリスタルグリッドは高度な知性で造られています。それは、ミンタカのエネルギーの反映でしょう。


 そして地球の自然空間は、自然豊かなプレアデスの反映です。ですから、いまの地球では“インターステラ・ラブストーリー”が展開され続けているとも考えられます。

 ミンタカ星人とプレアデス星人の関係性は、インターステラ・パートナーシップの始まりだったと思います。違う星の存在のサポートとなるために、ツインレイは生まれたのでしょう。


 この宇宙は二元なので、すべてが2つに分かれます。それが特に色濃く現れるのが、地球です。自分と違う相手に好奇心が湧き、もっと知りたいと思い、惹かれていきます。

 ここで、ジャッジせずに愛し愛される関係を築いたら、それは無条件の愛です。一方、相手に変わってほしい、コントロールしたいと思う愛は、条件付きの愛です。

 地球にいる私たちは、無条件の愛を学んでいるところですが、星の存在たちも最初から完璧だったわけでなく、無条件の愛を学ぶ必要がありました。ここで、シリウスの登場です。



ツインレイのエネルギーを自分の内側に宿す


エヴァ 知識の守ナレッジキーパーり手であるシリウスには、この宇宙のすべての記憶が残っています。非常に素晴らしい教師であるシリウス星人は、たくさんの神殿を造りました。そのひとつが、非常に美しい造りの「ツインレイ神殿」です。


 星の存在たちも、私たち人類と同じような男女関係を楽しんでいました。精神的な愛情だけでなく、性的な関係も含めたパートナーシップです。彼らは、無条件の愛について学ぶため、マインドと魂のバランスのとり方について学ぶため、ツインレイ神殿を訪れました。

 神殿では、イニシエーションがあります。魂とマインドのエネルギーが統合された状態を体験するため、浄化のプールで自分自身を浄化するのです。


 浄化を通過すると、相手の光のコードと自分の光のコードを交換して、二人はひとつの存在となります。完全なバランスをマスターして儀式を通過するまで、私たちの時間的感覚では、数年かかったと思われます。


 神殿を卒業するときは、二人は個々の存在ですが、自分の中に完全さがある、つまり自分の内側にツインレイのエネルギーがあり、統合された状態です。そのうえで、カップルとしてこの先もずっと一緒に過ごすかどうか、自分たちで決めることができます。

 この状態では、人間が思い描くような、相手へのコントロールや愛されないことへの怖れというドラマがないので、カップルでいることへの願望がなくなっています。より中性的な存在です。そうなると、統合への願望が満たされるため、代わりに智慧を学びたい、宇宙のミステリーを知りたいといった、別のミッションへと進むのです。



ーー中性的な存在の中には、両生具有の存在もいるのでしょうか。


エヴァ だんだん進化するにつれ、中性的にはなりますが、基本的に両生具有になることはありません。そういう選択をした存在も一部にはいたと思いますが、ミンタカとプレアデスは、中性的になってもパートナーシップを喜んで尊重しました。

 イプシロンエリダニという惑星の星人は、性別はありますが、生殖行為をしないで子孫を作ります。そのように性行為を伴わないパートナーシップを楽しむ星も中にはありますが、もし両性具有の存在のみの星であれば、パートナーシップを選ばなくなるのではないか、と私は思います。



ーー 現在の地球には、プレアデスから転生した魂が多くいますが、ツインレイ神殿へ行った魂も多いのでしょうか。


エヴァ 私の認識では、現在地球にいる人の30〜40%がスターシード(宇宙からやって来た魂)、60〜70%がアースシード(宇宙人が介在して創られた存在)です。スターシードたちは、ツインレイ神殿に行っています。レムリア時代とアトランティス前期に地上に降り立った人たちは、スターシードなので、ツインレイ神殿に行っていますね。そのような人は、地球に降りる準備としてプレアデスを経由しています。


 スターシードは、地球をアセンションへと導く役割がありますが、転生をくり返すうちに、自分が誰であるのか忘れてしまいます。そして、DNAの光のコードに入っている統合への願望が、分離が濃い地球で発動するのです。

 たとえば、誰かと深い愛で結ばれることによって、自己破滅的な道に進まなくて済む、と私たちの多くは思っています。地球で感じる感情は、どの星で感じる感情よりも強烈です。だからこそ、自分の片割れであるツインレイと会いたい! という願望が、とても強いのです。


 ツインレイを見つけるには、まず「願望(w a n t s)と欲求(n e e d s)」と、「無条件の愛」の

違いを理解することが大切です。もし願望と欲求を優先してパートナーを探すと、コントロールや嫉妬、条件付きで愛されるなど、不健全な関係を築く相手を引き寄せてしまいます。

 ツインレイを引き寄せるには、そもそも自分を変えていくことから始まります。それは、願望と欲求レベルの愛から、無条件の愛にシフトしていくということです。


 たとえば、プレアデス星人のあなたが、オリオンのイケメン戦士に出逢ったとします。彼に惹かれたあなたは、たくさんの愛をシェアしたいと思います。一方のオリオン戦士の彼は、マインドのエネルギーが強いので、頭脳優位で生きています。相反するものは引き合うため、あなたと彼はおたがいにとても惹かれます。


 ここで、もしあなたが無条件の愛の段階にいなかったら、分析し過ぎる彼に変わってほしい、もっと愛してほしいという愛が強くなります。彼のほうもマインド優位ですから、モラハラのような愛をあなたに向けてくるかもしれません。

 つまり、無条件の愛のレベルでない状態で出逢うと、おたがいに息が詰まるようなパートナーシップになってしまうのです。



ツインレイクラブに所属した魂どうしなら愛を育み高め合える


エヴァ あなたがスターシードであるなら、瞑想中にツインレイ神殿のことを思い出すかもしれません。しかし、現実のパートナーシップが心地よくない場合、どうして思い出した記憶のようにうまくいかないのだろうと疑問に思うでしょう。

 そのようなときは、瞑想で思い出した相手との、素敵な思い出に感謝することから始めます。そして、「自分には愛が必要である」という誤った思い込みがないかどうか、正直に見ていきましょう。そのあとで自分を許し、望んでいる愛し方をしてくれないパートナーを許しましょう。


 そうすると、いい意味で現状にゆだねることができます。ゆだねることができて初めて、自分に対する愛が見つかるのです。遥か昔の星の存在たちも同じで、自分のことを愛せませんでした。だからこそ、ツインレイ神殿で、無条件の自己愛を学ぶ必要があったのです。自己愛を開発すると、自分の感

じ方や生き方、思考も変わり、勇敢になって、自分にとっての真実を表現できるようになります。

 そうすると、出逢ったパートナーのことを変えようという考えを持つことすら、なくなるのです。



ーーツインレイ神殿で愛を学んだスターシードは、そのパートナーとこの地球上で再び出逢う確率が高いのでしょうか。


エヴァ 「あの人とツインレイ神殿に一緒に行った! 」という相手とやっと今世で出逢ったけれど、相手は既婚者だったり、何らかの理由でパートナーになることが難しかったり、という場合もあるでしょう。あるいは、今世では相手がまだ統合の準備に至っていないかもしれません。

 せっかく過去の素敵な記憶を思い出したのに、思い描くような展開にならなかったとしても、失恋状

態でいる必要はありません。スターシードには、経由してきた星に、魂的に深いつながりがある「ソ

ウルメイト」がたくさんいます。そして地球にも、たくさんのソウルメイトがいます。ツインレイの神殿を卒業すると「ソウルメイトクラブ」に入れるのですが、このメンバーはあなたと非常に似たエネルギーを持っています。そのメンバーとだったら、ツインレイではなくてもパートナーとなって共同創造していくことは可能です。これは、「自分には選ばれた人がいる」という考えから自分を解放して、自分の内側を統合へ向かわせるのに役立つかもしれません。


 無条件の愛のパワーこそ、ツインレイ神殿で学んだこと。神殿を卒業した状態、つまり自分一人でも統合された状態で無条件の愛を放つことこそが、この地球を最も美しく輝かせ、平和へと導く方法なのです。

 

エヴァさん直伝!

スターシードのための

「コズミックラブ・セルフヒーリング」

魂のエネルギーであり、無条件の愛のエネルギーであるという「コズミックラブ」のヒーリングを提供しているエヴァさん。このヒーリングは、イエス・キリストが地上で行っていたヒーリングと同じとのこと。自分でできるセルフヒーリングの方法を教えていただきました。


無条件の愛が自分に流れるのをイメージします。これにより、肉体が持っている感情的な側面を理解し、肉体のヒーリングの準備が整います。


魂とハートをつなげ、次にハートとマインドをつなげます。


ヒーリングエネルギーを必要としている肉体の各部位へ、エネ

ルギーを送ります。


このヒーリングエネルギーにより、変容すべきことを学び、結果として肉体の不具合が癒されます。


無条件の愛を自分の魂に届けるには、大自然とつながって無条件の愛をもらうこともできます。なぜなら、地球の自然界はプレアデスを反映しているからです。その愛をご自分に流してください。これだけで、ソウルヒーリングができるでしょう。(エヴァさん)

 

この記事は月刊アネモネ2021年5月号に

掲載されています。

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