― エリザベス女王崩御に伴う「ロンドン橋が落ちる」真の意味 ―
大手メディアの報道は、実際に起こっていることとは真逆——
この「ザ・地球白書」は、ニュースの裏側で起こっている深実をお伝えする連載。第6回目は、エリザベス女王崩御の深実です。9月19日に執り行なわれた国葬には、世界各国元首ら500名が参列し、全世界41億人が生中継を試聴したといわれ、今世紀最大の関心事となりました。
世界中が注目するタイムリーなテーマを、地球文明の節目節目でサポートしてきたJUN AMANTOさんが体を張っている“ 現場“から直接レポートくださいます。情報操作や洗脳の渦中にあるときは、それに気づきませんが、その催眠術を魂が了解していた期間も、もう終わり。
闘うことなく、ただ知ること、俯瞰して観ることで、地球という惑星にかかっていた呪縛を解き放つことができます。それは、あなた自身の解放でもあるのです。
文◎ JUN AMANTOさん 構成◎編集部
こんにちは、「ザ・地球白書」案内人のJUN です。この連載では、隠された世界の真実を整理分類し、皆さんが自分で“真実を見る力”を身につけ、自分のなすべき「必然天命」にたどり着けるように、道案内のお手伝いをさせていただこうと思っています。
ではさっそく、私と不思議な旅への扉を開いてみましょう!
ネイチャーアーティスト、
縄文パフォーマー
JUN AMANTOさん
Profile
じゅんあまんと◎幼少より武道武術を嗜みスタントマン、大道芸人を経てパフォーマーに。環太平洋の身体感から傾舞(かぶくまい)を創始。そこから生まれた独自のコンセプトEART( 天然芸術)を使い、願望達成から必然達成の〝天人(あまんと)としての生き方"を提唱。空家再生パフォーマンスなどで通りすがりの人1127人を巻き込み「Salon de AManTo 天人」スタート。地域活性化に成功し、現在、大阪中崎町を拠点に天人グループとして14店舗を運営中。
女王の崩御は新体制への号令
この原稿を書いている最中、イギリスのエリザベス女王が崩御されました。まずここにご冥福をお祈りし、悲しみにくれるイギリス国民の皆さまに弔意を示したいと思います。
エリザベス女王がお亡くなりになることは、暗号として「ロンドン橋が落ちる」と表現します。イギリスでは、すべての王室の権限や権威の移譲をスムーズに行なうため、予め事細かに決められています。そのためのさまざまな計画が同時多発的に実行される号令が、「ロンドン橋が落ちる」なのです。
しかし、歴史的に、コロンブスを使って新大陸を探させ、アメリカを作ったのもイギリスですし、世界の金融市場経済を作ったのも、アメリカを通じて世界中をコントロールしやすくドルで操作しているのも、イギリスです。
米英の諜報界も、そのために連携しています。つまり、イギリスの旧体制が崩壊し新しい秩序になるということは、アメリカも新体制になることを意味します。トランプ前大統領をはじめとする世界革命が起こっているいま、イギリスではジョンソン首相がお辞めになり、イギリス初の女性首相リズ・トラスさんが誕生したばかりのタイミングでの女王崩御でした。
これは王室の新体制への了承とその対応が決まり、準備が整ったと宣言することでもあるのです。今回はさらにその深実を語り、「ロンドン橋が落ちる」の意味を深掘りして語ってみたいと思います。
イギリスが築いてきた800年の世界秩序が変わる
これから起こることは、イギリスの後ろ盾で権力を保持していたさまざまな世界勢力が、その過去の精算を迫られることになります。最大の動きとしては、イギリスが作った国、アメリカの体制の変化が目に見える形になります。
現在、支持率10%を切ったバイデン政権は最後まで持ちません。アメリカは、いったん内戦状態になってもおかしくない状況です。すると、いよいよトランプ前大統領の出番だと多くの人が期待するのかもしれませんが、「ロンドン橋が落ちる」ことになった大きな引き金は、安倍元首相の襲撃事件です。
じつは、これは安倍元首相と仲良く動いていたトランプ態勢が変化した表れでもあります。今回は残念ながら、トランプ前大統領は大統領にはならないという流れができ上がりました。
もともとトランプ勢の考えでは、安倍元首相は怪我をするだけで復活、安倍元首相が旗を振って一気に憲法改正に持っていき、日本の政治家で唯一、ロシアへ入国ができる安倍元首相がプーチン大統領の特別軍事作戦を止めにいく…というシナリオがありました。
でも、安倍元首相が亡くなったことで、中国側に大きなメリットのある流れが起きてしまったのです。とはいえ、トランプファミリーが世界の世直しを続けていくことには変わりなく、MAGA運動※は進んでいきます。もしかするとアメリカ新大統領には、軍経験者の若い政治家が選ばれるかもしれません。
さて、筋書きが変わって慌てて台湾を訪問したのは、アメリカのペロシ下院議長でした。先月号で僕は、このペロシ下院議長は影武者で、トランプさんの差し金だったという話を書きましたが、これによりアメリカは表向きには中国に対して強い姿勢を示したことになっています。
ですから、台湾の人々はペロシ訪台を大喜びしたわけなのです。しかし、ここにはある取引がありました。そのあとのペロシ下院議長は、一つの中国を認める発言をしています。結局いったいどっちなの?…と、世間は混乱していますよね。さあ、極東は、米中戦争は、どうなるのでしょうか?
国境が変わり世界地図が変わる!
では、第6回目のテーマでもある「ロンドン橋が落ちる」とは、どういう意味でしょうか? 橋が落ち
るとは、いままで通れたはずの道が通れなくなるということを意味します。すると、人は仕方なしに別の場所を通ろうとする。つまり、橋が落ちることによって新しい道ができ、新しい街が栄え、新しい秩序が生まれるということになります。
これは、世界の新体制へ合わせて地政学的な変化が起きることを意味します。世界の勢力図とその力のバランスの境界線が変わっていくなど。つまり、国境線変更なども含めた、一般庶民にも目に見える最もわかりやすい形の最終段階への突入を示唆しています。
安倍元首相の逝去で台湾は中国とひとつになる
安倍元首相が亡くなり、ペロシ下院議長が台湾を訪問しましたが、そのとき、ペロシ下院議長は中国が主張している第一次列島線を避け、遠回りをして台湾に入りました。この迂回は、中国の主張を容認していることを表しています。
ペロシ下院議長は安全な訪台の見返りに、台湾を封鎖する形での中国の軍事演習の常態化を了承しました。これで中国は面子を確保。習近平さんは永世皇帝の地位に就けるというわけです。代わりに日米同盟側には、台湾侵攻の手の内を軍事演習で見せることで、一国制への準備を暗黙の了解で進めさせてくれています。
たとえば、演習内容を見てみると、尖閣方面ではドローン攻撃の演習を行なっています。これは、中国人と日本人が殺し合いをしないための中国側の提案です。EEZ(排他的経済水域)にミサイルが着
水してもおとなしくしている日本政府は、それを承諾しているわけなのです。
これらの流れは、台湾は中国に取り込まれていくことを関連国は認めることを示しています。そこで問題なのは、台湾の面子です。1 9 2 5 年、台湾に来た蒋介石率いる国民党は、もともと中国全土を支配していましたが、毛沢東に追い込まれる形で台湾にやって来ました。
台湾の人々の感情が収まるには、台湾が中国に取り込まれるのではなく、返り咲くという形にすればよいわけです。そのためには中国共産党は一党独裁の与党ではなく、一野党となり、“中華共和国”になっていきます。
共産党がなくなるのではなく、解体され各軍閥に分かれてメンツを保ちながら、世界の基軸通貨のひとつとして元(中国人民元)立て取引が世界でスタンダードになっていく、というお土産で、名より実を取る方向に向かうことになりました。
しかし、問題は旧体制の異物、アジアの人身売買の拠点が台湾にあることです。新体制に向かうためには、人身売買の排除は必須です。その明け渡しがスムーズに行なわれなければ、軍事作戦は致し方なく起こり得ます。ウクライナの場合は、人身売買や生物化学兵器の拠点は、原発の地下にありました。
ここに拠点を作ったのは、容易にミサイル攻撃ができないからというのは、皆さんはおわかりでしょう。そして、台湾には世界の40%のシェアを誇る半導体工場があります。いちばん攻めづらい場所は、この半導体工場の地下です。台湾もウクライナ同様人身売買の拠点は、安易に攻められないところにあるのです。
しかし米中戦争は起きません、と断言できます。マスコミは危機を煽るでしょうが、米中はおたがいが最大の貿易相手国なので、いまの経済状況ではたがいに戦争などは不利。これも、まずはユダヤ金融資本を弱らせ、米中の経済を悪化させてから新体制へ持っていくという、宇宙軍含む良心的軍部の見事なオペレーションでもあるわけです。
これらの流れは、ロシア、ノルウェー、ドイツ、アメリカ、カナダなどでも起こっていきます。世界は統一政府になるのではなく、多極化した地政学的ブロックの話し合いによる運営、世界連邦の流れになっていきます。インフラが統一されることで国連の改革強化が進み、結果、新体制へと移行していくのです。
銀河連合の会議に人類初参加 量子通信への移行が決定
ペロシ下院議長は、訪台時にアメリカ型5G の大株主を連れて行っています。これは、次世代半導体確
保のためです。世界の新通信規格であるはずの5G、6G は、中国型とアメリカ型の2種類があります。これらはスカラー波(殺人音波兵器)の技術を使ったもので、ワクチンなどにナノチップを混入させることで兵器転用が可能な技術でした。
しかし、これは廃止されていく方向に向かい、宇宙テクノロジーを使った新規格が主流になってきます。これには、台湾のtsmc社の技術※が不可欠なのです。じつは、去年行なわれた木星のガニメデでの銀河連合の会議※に初めて人類が参加することが許され、これを機に世界の流れが大きく動き出
しました。
その会議で、銀河間通商協定※の枠組みの説明とそのルールの策定、そして今後の地球との通商協定の窓口として、数名のビジネスマンが選出されました。
そこで最初に決められたのが、地球の通信規格の変革です。具体的には量子通信に対する取り決めがなされました。地球にあるすべてのインフラが、実業家のイーロン・マスクさんのスターリンク※に統一されることになります。
これは、量子コンピュータの地上側の中心である日本が、QFS(量子金融システム)を本格的にスタートさせることを意味します。そして、スタートに伴うRV(通貨リセット)がいよいよ動き出す、という流れがやってきます。
つまり、この大きな流れと、地球の旧体制の崩壊と再構築、そしてそのすり合わせが終わること、それが「ロンドン橋が落ちる」と表現されているわけです。これは現実的にはイギリスの作ったアメリカドルの金融支配態勢が終わり、ディープステート※ 、ネオコン※の支配の終焉を示唆しています。
フリーエネルギーの先送りと北極に注目する世界
世界の秩序の大変革に、銀河連合はフリーエネルギーの先送りを決めました。残念ながら私たち地球人の霊性、周波数は、自己保全の欲により、まだもうひとつのようです。
よって世界の秩序の大変革が、いましばらく推し進められていきます。世界中のエネルギー不足は、地球のせいではなく、人類同士の喧嘩に起因しています。
先日アメリカが、北極担当大使を指名すると発表しました。これもロンドン橋が落ちたことによる大きな動きの始まりのひとつです。北極は陸がないので、誰の土地かということが明確にはいえません。夏期以外は凍結している北極は、最近の温暖化(本当はポールシフト※ )によって氷が溶けつつあるため、船での移動が可能になってきています。
そして北極には、無尽蔵の地下資源が眠っているのです。この地下資源欲しさと通行の利便性(北極を通ればアメリカとヨーロッパはご近所になる)のために、世界は新秩序の相談を進めていきます。
これらポジティブなことのためにアメリカは膿出しが行なわれ、不正選挙で大統領になったバイデン劇場※がいよいよ終わります。あらゆるもののリセットが起こり、アメリカの政権崩壊と、アメリカが
過去に負った多額の債務問題を解決する大変革にもつながります。
国内の混乱(最悪の場合は内戦)の終結後、北極利権によるアメリカの立て直しのために、アメリカとカナダは一つの国になるかもしれません。これはアメリカが合衆国から共和国になる流れにつながります。
そして、秋から来年にかけて、人類はこの冬を乗りきるためにさまざまな譲歩と決断を迫られます。まさしく世界の人々は通るところを変え、つき合う人や組んでいく人を変えていくわけです。これが「ロンドン橋が落ちる」という結果、起こってくる世界の変化の始まりです。
※当連載記事は、2022年11月号に掲載した記事を一部改定し、転載したものになります。