ホツマツタヱに初めて触れる方のために、まずはその外堀から探っていきましょう。西暦126年、実際に第24代天皇に献上された歴史書であり、また天皇になるための教育書としての役割も果たしただけあって、しっかりとした構成・編纂がなされているのが特徴です。
高い靈性がベースになった現実的・具体的な内容で、ややもすると荒唐無稽な印象を与えがちな古史古伝の中で、現代にも通ずる傑出したリアリティと質の高さを誇ります。さらにその文体は、流麗な五七調で文学性も高いことから、“縄文の抒情詩”と謳われているのです。
目次
ひな祭りも機織りも稲作も縄文時代にあった!
天皇の教育本だった3つのヲシテ文献
ヲシテ文字や文献はなぜ消されたのか